問６． これまでの社会人生活を振り返ってみて自分は順調に進んできたと思いますか？

ＹＥＳでもありNOでもあります。

順調だったと思う理由は、特に大きな挫折もなく、問題にぶつかっても
いつも誰かそばにいつ肉親や友人に助けられていたと思います。

ＮＯと思う部分は、あまり思慮無く行動し、信頼を裏切るような結果になった
こともあったということです。これは相手の立場に立って物事を考えずに、
自分の考えだけを押し通そうとしたときに起こったように思います。

しかし、幸せなことに、これまで「おまえとは金輪際顔も見たくない」というような
ことを言われたことは無かったように思います。（もしかしたらそのように感じている
人は居たのかもしれませんが、自覚は無かったということです。これって幸せなこと
なんでしょうね。）

研究所時代はやさしい先輩の方々に助けられながら、研究員のノルマである
年間４件の特許出願と２回の学会発表が何とかできました。

海外マーケティングマネージャー時代は、良い上司に恵まれ、英語はしゃべれる
ようになっただけではなく、英語で契約書も作れるようになりました。
また、海外にもたくさん行かせて頂きました。

ＤＩＲＥＣＴＶ時代は、初めての出向ということもありましたが、他の株主からの
出向者の皆さん、特にＣＣＣの皆さんにはお世話になりました。また、ＤＩＲECTV　ＵＳ
からのサポートメンバーの大きな助けも頂きました。

ＤＩＲＥＣＴＶ　ＪＡＰＡＮ清算が決まり、転職先の＠ＪａｐａｎＭｅｄｉａでは素晴らしい社長
との出会いがありました。仕事では大いに悩みましたが、同僚の皆さんの暖かい
応援でなんとかもちこたえました。

その後出向、そして転籍したＭＴＶ JAPANでは、技術本部の面々に支えられ
何とか取締役兼技術本部長の勤めをこなすことができました。

良く考えると、いつも誰かに助けてきてもらったのです。

そして今・・・・これからは未知の世界です。

もしかしたら、順調とは言えないことも起こるかもしれません。
もしかしたら助けてくれる人は現れないかもしれません。

しかし、何事にも前向きにぶつかってゆけば道は開けると信じて進んで
行くことにしています。

つらいこと、納得行かないこと、悔しいこと、さびしいことなどいっぱいありましたし、
これからもあるでしょう。でも振り返ったら順調だったのかな？と思えるように毎日
前進することが大事であると心に言い聞かせて生きてゆこうと思います。

無理なＰＯＳＩＴＩＶＥ THINKINGより、無理なのはなぜか？難しかったのはなぜか？
認められなかったのは何故か？ということをロジカルに考え、それを是正してゆく
ことにより、本当の前向きな行き方ができるようOPTIMAL THINKINGで行こうと
思います。