7. 自分の仕事のやり方について疑問を持ったことがありますか?

これは最近はNOです。

20代のころは言われた仕事だけをしていたように思います。
とりあえずバンドを続けていけるだけのお金が手に入ればHappyだったので、
言われたことだけをいかに短時間でこなすか?ということに全力を傾注していました。

ところが、20代後半でそれまでやっていたバンドを解散して一人になったとき
自分の人生を振り返る時間を持ちました。

高校からずっとバンド一筋で生きてきたので、それまで他の人が経験しているよう
なことをほとんど経験しないまま社会人になりました。テニス、できません。麻雀、
できません。映画、ほとんど行ったことがありません。海外旅行、自分では行ったこと
がありません。こんな人になってしまっていたのです。

バンド馬鹿と言えばそれまでですが、あまりにも他の人との隔たりを感じたので、
何か他の人がやっていることを経験しなくてはと思い立ち、一人で海外旅行に
挑戦することにしました。

まず手始めはタイにしました。このあたりが依存心の強さ、根性の無さの現れなの
ですが、大学院の同級生の友人がタイに戻っていたので、いきなり手紙を書いて
みました。

何の予定も立てずにタイまでやってきたAkeyにその友人は呆れながらも、
プーケット行きを勧めてくれました。無理やりバンコク→プーケット行き航空
チケットも彼に取ってもらい、当ての無い旅はそこから始まりました。

その後の顛末についてはここで書くにはあまりにも長くなるので、ここでは
書きませんが、そのようにして一般的に他の人が経験していたであろうことを
1つづつ経験、Enjoyすることを始めました。バンド以外で人生をEnjoyすること
も考え始めたのです。

そして、現在仕事と仕事のやり方についてはこのように考えています。

仕事とは、存在するための生活費を稼ぐための手段でかつ生活の一部と
なっているもの。

だから、必要不可欠であり、Enjoyできなければ自分の生活、つまり人生が
つまらなくなる。

ということはEnjoyできる仕事のやり方でないと、人生がつまらなくなる。

すなわち、自分の仕事のやり方は常に「
どのような仕事のやり方
をすれば仕事をEnjoyすることができるのか
」ということを
考えて決めているので最近は
疑問を持つことが無くなったのです。